久しぶりのブログ。
最近色々嬉しい連絡を頂いてます。
先日久しぶりにお世話になっている高校の先生からご連絡をいただきました。
高校総体の主審をしていて、頑張ってる選手がいるなと。
その選手がどこの子なのか確認したら、パシエンシア出身の子だったと。
先生から、中学生だったあの頃、うちと試合してた子がこんなになってるのかと、他人事ではなく嬉しく思う。という内容のご連絡をいただきました。
まだ高2のやつですが、評価されたから試合に出てるわけで、周りからそう感じていただけるくらいの表現があったというわけです。
その子を預かった中1の頃、技術も低く、動きもぎこちなく、コミュニケーション面も不器用なやつでした。
でも、変わるための努力はずっとあったんです。
自分は下手だからって、取り組む姿勢はみんなよりも強かったと思います。
練習時間外でも自分で苦手なことに取り組んでいるのをよく見てきました。
上手く言えないけど頑張って伝える努力はしていました。
正直、何言ってるか分からないことはめちゃくちゃありました(笑)
でもその表現はとても大事で、周りには必死さが伝わっていくんです。
ただ、そういった積み重ねはすぐには結果に出るものではないんですよね。
頑張って、頑張って、頑張って…
そうやって積み重ねていかなければ目に見えてこないものもあるんです。
0,1頑張っても分かりづらいかもしれないけど、1,5積み重なれば何か気付くかもしれない。
あいつの頑張りは、まさに「この先」のための「今」だということ。
やらなければ変わらないということ、積み重ねないといけないということ、すぐに変化がでるわけではないということ。
だからこそ、謙虚になって何からでも吸収しようとしないといけなくて、受け入れる力も、聞き入れる力も、忘れない努力、覚える努力もしないといけなくて。
「うまくいかない時」への向き合い方を知っていかないといけないんです。
成長するために、強くなるために、そういった経験をどうこれからに繋げていくのかを知っていかないといけないんです。
不器用でまだまだだったあいつは、少しずつ確実に力をつけていって、中2の途中からはスタートで出るようにもなって、技術面や精神面でも変化が出てきました。
今の選手たちにも話していますが、「レベル1」の次は「レベル2」ではないんです。
あいつは今、レベルいくつまで成長してるんやろう。
高校に行ってからも、ちゃんと色んなことに向き合いながら頑張ってるんやろうな。
そういった変化や頑張りを、自分の目で確認するんじゃなくて、周りの方の目にとまってご連絡いただけたことが本当に嬉しい。
パシエンシアにいた選手が、ちゃんと成長していることを知れて本当に嬉しく思います。
またいつか試合してるところ観に行きたいな。
他のみんなも頑張ってるかな。
頑張ってるよな。
パシエンシアでの経験は、必ず意味があるから。
OB、OG、そして今の所属選手たちも、「この先」を信じて、期待して、頑張っていこう。