9月のスクールでは「ビルドアップ」をテーマに取り組みました。
すごく大きなテーマで、ドリブルやキックのように目に見えて巧いっていうものではなく、ボールを持っていない時の準備や狙いというものがとても出る部分。
ようするに、「観ておく」「予測」「立ち位置の調整」ということがすべて自分の「立ち位置」や「ファーストタッチ」に繋がってくる。
ボールを受けた後というのは基本的には来た方向とは違う方向へボールを動かしていかないといけません。
ということは、やはりボールがあるところではないところをいかに観て準備しておけるかというのが大事になってきます。
ボールを持ってから頑張る選手がまだまだ多いですが、もっと良い選手はボールを持っていない時こそしっかり準備をしている。
これは本当にこれからサッカーをしていくうえでは必ず必要な力で、身に付けていかなければいけません。
意識してやる時間が短いと、それだけ癖となって身に付いていってしまいます。
だからこそ、悪い癖がつかないように今からしっかりと意識付けしていかなければいけません。
相手の守備はどうなっているか、どこに人の集まりが出来ているか、どこにスペースがあるからどこに立てばチャンスに繋がるのか、今こういう状況だからどんなプレーを選択すればチームにとって効果的か・・・
「観て」「気付く」そこからプレーは始まっていく。
それをしないで何となくうろうろして立ち位置も何となく決まってしまってボールを受けてしまえば、良いスタートが切れないし、優先順位となるチャンスも見逃してしまう。
小学生の公式戦なら20分ハーフの40分かな?
その40分の内、どれだけ拘った40分を過ごせているか。
技術っていう力だけではなく、考える力や試合の流れや展開を変える、もしくは作れるように♪
※スクールの様子はInstagramで♪